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2010.11.20 (Sat)

荒川アンダーザブリッジ 2期 OP (2)

snapshot_dvd_00.50_[2010.11.19_23.33.58]

↑右端にいるのは、アームストロング船長。地球を指差して何か言っています。
描いた人にしかわからないこだわりですみません(笑)

前回の日記でも書きましたが、絵コンテが山本沙代さん。
作監を細居美恵子さんにお願いしました。今回も力のこもった仕事をありがとうございました。

1話の時点で差し替えが間に合っていなかったリテークを、5話から差し替えました。
完パケたら日記を書こうと思っていたら、その頃には自分が忙しくなってしまい…、
他作品についても書いておきたいと思うことがありながら、だいぶ間があいてしまいました。

さて。久々に見返しましたが、
つい直前までまったく曲調の違うPVのコンテを描いていたので、ハイテンションぶりに思わず自分が笑ってしまいました。一体どういうテンションで仕事していたんでしょうか(笑)
とりあえず、やくしまるえつこさんの独特の歌声が、一日中あたまの中をかけめぐっていたような気がします。

作画は、ほぼ半分を細居さんと僕で、残り半分をいつも頼りにしている方々にお願いしました。
作打ちで初対面の方がゼロという、これも初めての体験だったように思います。
時間のない中、皆さま本当にありがとうございました。

今回のOPが1期目とテイストが変わった部分は、演出による部分が大きいです。
完成ビジュアルに対する絵コンテの指示は詳細かつ明確で、1期目と同じく、全セル、マジックペン作画、影ナシ、アブノーマル色、トーン多用のテイストを示していました。一つも従わなくてすみません。
放映されたOPを見て、一番驚いたのはコンテを描いた山本さんだと思いますので、こんなところで勝手におわびしておきます。ごめんなさい。

僕も絵コンテだけ描くことがありますが、
演出は、完成画面に対して自らが最善と信じるフィルムをつくる責任があると思いますので、自分でも範としてそれを実行しました。あくまで、僕の個人的な信条ですけれども。

また、コンテのカット構成はすばらしく、また楽しく、
自分自身、とても楽しんで仕事をすると同時に、とても勉強にもなりました。
楽しみすぎて、少々膨らみすぎた部分もあったかもしれませんが(笑)、今回の仕事では少々荒くなっても、勢いを優先するくらいの気分で行きました。

特にテロップを作画で起こすという試みは、僕の中からは決して出てこないアイディアだったと思いますが、やってみるとこれがまた楽しくて、
字の出方のアイディアなど、自由度の高さが楽しくてクセになりそうです。

ただ、字の動画が崩れやすいのが難点で、結局、動画まで細居さんにお願いする必要がありました。
もう少し時間のある時に、またリトライしてみたいですね。

僕がこの作品のテーマとして意識したことは癒しです。
宇宙という真空の空間を、それで満たすことがテーマでした。
細居さんに5枚ほどイメージイラストを描いて頂き、それを作画さんと美術さんに見て頂いて、イメージを伝えていきました。
最初は皆さんずいぶん面食らわれたようでしたが、最終的には楽しんで作業して頂けたようで、それが画面に出ているようなら嬉しいです。

美術の1枚1枚の上がりは、全部をまとめて絵本にしたいほどの愛おしさで。
また撮影も、激重の処理を時間のない中、最後まで粘り強く本当にありがとうございました。


snapshot_dvd_01.59_[2010.11.20_00.51.47]
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00:00  |  荒川UB 2期 OP  |  EDIT  |  Top↑

2010.08.27 (Fri)

荒川アンダーザブリッジ 2期 OP (1)

昨日コンテを受け取り、今日演出打ちしてきました。時間ないです。
コンテは山本沙代さん。1期目と同じですね。
当初、作画だけ手伝うつもりだったんですが、僕と細居さんの持ち数が多いので、どうせならば演出・作監もどうですかということで、成り行きで。

1期目と同じく、コンテのポップでシュールなテイストをベースに、
この作品のもう一つのテーマであると僕が考える方向に、演出で多少イメージを引き寄せられれば面白いなと考えています。今日はそんな話をしてきました。

自分以外のコンテで演出するのも久々なので、新鮮ですね。
最後に自分以外のコンテで演出したのは…、「カイジ」の2話だったかな。監督のバンバンさんのコンテでした。
自分のコンテ演出話数に力を注ぎたかったので、「カイジ」では演出のみの話数を持つつもりはなかったんですが、
プロデューサーの亮平に「作監は濱田さんですよ」と囁かれ、コロッと引き受けた覚えがあります。
僕はアニメーターで3人、尊敬して憧れる存在の人がいるんですが、その一人が濱田邦彦さんですね。ちなみにあとの二人は、青山浩行さんと清水健一さんです。途方もなくすごい人たちです。

さて、自分が描いたのでないコンテを演出する時は、
基本に返って、一日一回は頭から尻までコンテに目を通すことを習慣づけたいですね。
自分が忘れてサボらないように、ここに書いておきます(笑)。

自分で描いたコンテは、自分自身でイメージを練りに練り、フィルムのリズムを綿密に構築し抜いているものですから、いちいち読み返すまでもなく、おのずと内容のすべてを把握しているものです。
一方、自分以外の人が描いたコンテを演出する場合は、イメージを産み出す作業の苦しみを共有していない為、アウトプットだけを眺めて、ついわかったつもりになりがちです。
慢心してコンテを生かしきれないことがないように、謙虚にのぞみたいと思います。

シリーズ・ディレクターの宮本さんは、「MONSTER」の時にご一緒した演出さんで、今日は懐かしかったです。

シャフトのスタッフと制作の皆さま、3週間よろしくお願いいたします。
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