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2011.09.26 (Mon)

アニメの仕事とブランクの話

僕は仕事上、2年ほどのブランクがあります。

ちょうど前のブログで紹介した、2005年に終わった MONSTERから、2007年に作業に入る DEATH NOTEまでの期間です。
まったく仕事をしていなかったわけではないですが、メインスタッフとしては何にも参加していません。
参加、できなかったわけです。

何をやっていたかと言えば、主夫をやっていました。
妻がフルタイムで働き、僕が主に家事をやっていました。
その名残りで、今でも戸籍の筆頭人は妻ですね。
家事は、どれも得意です。

アニメの仕事をやっていく中で、ブランクを恐れる人は多いと思います。
特に女性ならば、子どもを持つかどうかという選択――。
子どもを持つことによる、仕事上の制約や負担、ブランクを恐れる気持ち。僕にもよくわかります。
男ならば、はやく演出になりたい、はやく監督になりたいという気持ち。有名になりたいという気持ち。
男は女性よりも出世欲が強いですから、これもわかります。

当分の期間、主夫になりたいという決断を会社に伝えたら、
早速、丸山さんから呼び出しをくらい、
そういう考えで仕事に取り組む人間には、監督などまかせられない、とはっきり言われました。
怒ってましたね。
まあ、もとよりそのぐらい覚悟してましたので、構いませんと答えましたが、
周囲でも、そう言って僕を止めようとしてくれた人が多かったのも事実です。
黙って続けてれば次監督でしょ?変なことを言い出すな、と。

でも、子どもが幼い時期は今しかなくて。
それは本当に、わずか数年のことで…。
僕はそのことを、あとになって後悔したくなかったんです。


今の僕に言えることは、
ギリギリでも何でも、経済的に生活が成り立ちさえするのならば、
幼い息子を自分の手で育てる毎日は、
人生の中で、他の何にも、かえがたい日々だったということです。

その記憶のあたたかみが、ともし火となって、
その後の人生を荒波の中で支えてくれる――。
人生には、そんな一面もあるのではないでしょうか。

親は、子が生まれたから親になったのではなくて、
子の存在が、自分が親であることを支えてくれている、
子どもがいるから逃げられないという覚悟が、自分を親にしてくれているのだとわかりました。
未熟だった僕も、その中で、
少しは人間的に成長したかもしれません。


ロビン・シャーマの本から一つ引用を――

「息子が育ちざかりのころ、いつも肩車をしてくれとせがまれました。
肩車が大好きなのはわかっていましたけれど、わたしはいつも忙しくて、子どもと遊んでやれなかったんです。
読まなければならない報告書、出席しなければならない会議、かけなければならない電話がありましたから。
子どもが大きくなって独立したいま、ひとつのことに気づきましたよ。
あの小さな息子に肩車をしてやれるのならば、
わたしはなんでもするでしょう」

後悔のない人生などありえないと思いますが…、
自分自身で、どちらの後悔をするのか選べることは、多いと思います。

みなさんは、後悔のない人生を送っていますか?
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